被害役に扮する地域安全推進員石井さんが何とか預金を引き出そうとしています。

１０月４日、東広島警察署と東広島防犯連合会は全国地域安全運動に先がけ、広島銀行西条支店において、特殊詐欺に対応した「銀行窓口における声かけ訓練」を実施しました。被害者役に地域安全推進員の石井さんが扮し「必ず儲かる話があると勧誘をうけ、急ぎ銀行窓口で、３００万円を引き出そうとします」 が窓口の行員が「これはおかしいと再考を促します」それでも聴かない様子から、窓口責任者が再度説得を試みます。最後は支店次長さんが警察に通報するという流れで訓練を行いました。

銀行窓口責任者による説得訓練実施中

訓練では、被害役がどうしても引き出すと言うことで、銀行から通報を受け、交番の警察官が駆けつけるという事になりました。
訓練後は、東広島警察署生活安全課の芳岡課長から、行員の方々に講評があり「銀行窓口の方の「ピッ」くる感性がこうした特殊詐欺の最後の砦となりますので宜しくお願いしたい」とお話しされました。