10月28日、三永小学校4年生は地域安全マップ作りを行いました。
実施に当たっては、当防犯連合会並びに、警察関係者、県、市、三永まちづくり協議会の方々11名が応援させていただきました。
この地域安全マップ作りは、子供自らの防犯力をつけてもらうのが目的で、登下校時は地域の見守りボランティアの方がいるけれど、子供たちのみで屋外にいるときは自らが自分の身を守らないといけないということから、実施されました。
本日の学習の流れは、30分程度の事前学習を行いその後、校区内に1グループ6,7人の8グループに分かれそれぞれのルートを歩きます。そして、子供たち自らの目で、「ここは安全、ここは危険な場所」と見極めます。途中、写真を撮ったり、メモをとったりしてもらいます。その後、再び学校に戻り、グループで話し合いをしながらマップを作成し、最後に発表するというものでした。この間、この間先生はもとより、各グループに一人づつ指導者がつき、路上での安全確保を図りつつ、アドバイスを行っていました。
この地域安全マップ作りは立正大学教授 小宮信夫先生の理論に基づくもので、犯罪を起こしそうな人に着目するのではなく、犯罪の起こりやすい場所に着目して自分の身は自分で守ろうとするものです。この、犯罪の起こりやすい場所のキーワードは「誰もが入りやすく」「見えにくい」場所でありまして、逆に安全な場所は「誰もは入りにくくて」「見えやすい」であります。
今回の地域安全マップ作りの重要性について、防犯連合会は2年前から「東広島市学校安全ボランティア講習会」において久保田事務局長が講演した結果、今日的コロナ禍ではありますが三永小学校が実施されました。今後は、市内各小学校での実施を期待しているところであります。
本日はマスコミにも注目され「テレビ新広島(8CH)」と中国新聞の取材がありました。