10月15日、東広島市防犯連合会は、東広島市、東広島警察署、並びに地域の防犯ボランティアの方々と「特殊詐欺被害撲滅に向けた啓発活動をショージ南八本松店、フジグラン東広島店、ゆめタウン学園前店において行いました。
15日は年金支給日でもあり、狙われやすい高齢者への啓発を行うとともに、広く市民の方に訴えました。
用意した300セットの啓発グッズは短時間で配布が終わり、コロナ禍にはあるもののスーパーへの買い物には普段と変わらず多くの方がお出かけの様子が見て取れました。
ゆめタウン学園店では、啓発用チラシ、ティッシュを提供いただいたフコク生命さんの職員3名にもご参加いただきました。提供されたチラシはPDFで添付していますのでご覧ください。
また、啓発用チラシの配布とともに、ハンディマイクで、
「こちらは東広島市防犯連合会です。
10月11日〜20日は全国地域安全運動の期間です。
これを機に市民の皆様の防犯意識を一層、高めてくださるようお願いいたします。
また、特殊詐欺被害に遭わないよう注意しましょう。
「キャッシュカードを預かる」「暗証番号を教えて」は詐欺です。
「お金を宅急便で送って」は詐欺です。
キャッシュカードや通帳を,他人に渡さないでください。
暗証番号は,誰にも教えてはいけません。
不審な電話は,すぐに切り,警察に通報しましょう。」と来店の市民に連呼し訴えました。
東広島市内における令和2年の10月2日時点の特殊詐欺被害状況は6件、被害額1111万円です。
最近のアポ電などの状況は以下のとおりです。
○発生日;令和2年10月14日(水)午後1時ころ
○内容;西区内のお宅に男の声で
「振り込め詐欺ではありません。2018年の台風被害で払い戻しがあるので、請求してもらえればお金が戻ってくる。西区は特に被害が発生している。」
等と電話がありました。
○発生日;令和2年10月14日(水)午後0時ころ
○内容;西区内のお宅に息子を騙る男から、
「オレだけど、交通事故を起こして逃げてしまった。現場に戻ったらやくざに囲まれた。」
等と泣きながら電話があり、その後、暴力団員風の男に電話を代わり、
「どういう教育をしているのか。100万円振り込め。」
と金を要求されたものです。
◯発生日;10月11日
◯竹原市在住の70歳代の男性の携帯電話に不審メールが送信されました。
(メールの内容)
ご依頼いただいたお届けものをお預かりしています。下記よりご確認ください。
■無料詳細ページへ
HTTP://・・・・
男性が確認のため文面に書かれたページに進むと今度は・・
●お客様へ8000万円の贈与金をお預かりしました。
●お客様の贈与金受け取りを完全保証いたします。
などと記載された画面に誘導され、個人情報の送信を促されました。
○発生日;10月12日
○発生場所;福山市内
○犯人がなりすました職業;地元警察署の警察官
○内容
「捜査していたら,あなた名義の保険証が出てきた」
「どこのキャッシュカードを持っていますか」
この電話は,その後,犯人が自宅まで来て,キャッシュカードや通帳をだまし取る特殊詐欺のアポ電です。
★だまされないために★
キャッシュカードや通帳を,他人に渡さないでください。
暗証番号は,誰にも教えてはいけません。
不審な電話は,すぐに切り,警察に通報しましょう。
以上。