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銀行強盗及び特殊詐欺対応訓練に参加<広島銀行西条支店> (2019-12-04)
被害者役の地域安全推進員が窓口にて出金依頼

広島県内の特殊詐欺被害を「年間5億円以下に!」の目標のもと広島県警は関係機関に協力を呼びかけ「アンダー5作戦」を展開中であるが、10月末現在、県内の特殊詐欺被害額は2億3000万円を超えた状況にある。昨年の同月被害額が3億3000万円越えであったことから対策は一定の効果をもたらしているといえる。しかしながら、私たち東広島の状況は昨年10月末被害額が約2200万円であったものが令和元年の10月末累計額が約4000万円と被害増大の大変厳しい状況にある。こうした中、東広島警察署は広島銀行西条支店において特殊詐欺被害に対応した窓口阻止訓練を行った。防犯連合会からは、被害者役として東西条地区の地域安全推進員が参加。ストーリーは犯人からの電話で「あなたは、ある投資話物件で名義貸ししている。名義貸しは犯罪だ。しかし、取引実績をつくれば大丈夫だ。そのため500万円の送金実績をつくるように」と言葉巧みに言われ、その話を真に受け、且つ犯人のアドバイスで、「銀行窓口では息子の家のローンの援助と子供たちへの生前財産分与のためと言うように」を忠実に守って、窓口で500万円を出金しようとする。お客様役の真に迫る演技のもと、窓口行員の方並びにその上司の方が冷静にかつマニュアルに沿ったお客様対応、警察への通報を行い一連の訓練を終えた。また、合わせて銀行強盗訓練が「犯人役(警察官)がお客役(行員)を人質に取り現金を持ち去る」という想定のもと実戦さながらの迫力で行われた。最後に東広島警察署生活安全課の警察官から良かった点、更に気をつけていただきたい点等の講評、並びに西条支店次長様の総括が行われ、行員の方々の今後の実践に向けた確認がなされた。

最近の特殊詐欺の手口 <広島県警メールから転載など>
◆広島市内で約4000万円の被害が発生
被害者宅の固定電話に、商社の社員や検察庁の職員などを名乗る犯人から電話があり、
「介護施設に入居できる権利がある」
「入居費用を支払ってもらう必要がある」
「支払わないと、財産が差し押さえられたり、刑務所に入れられたりする」
等と言われ、不安になった被害者は、その後、自宅まで来た犯人にトラブルの解決費用として6回にわたり現金を手渡し、だまし取られた。

◆広島市西区内の高齢夫婦の自宅に信用金庫職員を名乗る男が訪れ、キャッシュカードをだまし取られる被害が発生した。
【犯人像】
 20〜30歳位 男性
 身長170センチ位 やせ型
 黒色短髪 黒っぽい背広上下
 黒色リュックサック所持
【被害に遭わないために】
〇キャッシュカードは他人に渡さず、暗証番号も教えない。
〇一人で即断せず、必ず家族、知人、警察に相談してください。

◆最近、尾道市内で「民事訴訟管理センター」などを名乗る差出人のサギはがきが、複数確認されています。
 はがきには「料金が未納で訴訟になり、財産が差し押さえられます。」という内容が、難解な用語で記載されています。
 サギ師は、受取人がはがきに記載の電話番号に連絡するのを待っています。
 電話があれば、お金を「振り込め」、「宅急便などで送れ」、「電子ギフト券を買え」と言って、お金をだまし取ろうとたくらんでいます。
以前は、官製はがきでしたが、近ごろは
 ●料金後納郵便 ●封筒 ●個人情報保護シールが貼られたものなど、「本物っぽいもの」が届くケースがあります。
 本物の訴訟であれば、特別送達といって、受取時に本人確認が行われる方法で届きます。

◆呉警察署管内において、警察官や息子、孫を名乗った不審な電話が多数かかってきています。犯人は、言葉巧みに利用している金融機関や暗証番号、預金額などを聞きだし、皆様のお金をだまし取ろうとします。
☆被害にあわないために☆
・電話の相手を信じず、会話の中で「お金の話」が出るなど少しでも不審に感じることがあれば、必ず家族や警察官など誰かに相談しましょう。
・キャッシュカードは他人に絶対に渡さないでください。
・子どもなどを名乗る電話は、以前登録した番号や他の家族に電話をして確認をとりましょう。

◆広島中央署管内において50万円の被害発生
※犯人
〇神奈川県警の警察官を名乗る男性
〇日本ネットワークセキュリティ協会「ハラ」
※被害の流れ
〇9月30日に中区の70歳代の女性方に警察官を騙る男性から、「ネット上で、ウイルスを拡散している者がいる。」「あなたも拡散した容疑者となっている。」という電話があった。
〇その後、日本ネットワークセキュリティ協会から、「放っていたらあなたに請求が来るだろう。」「サイバー保険に加入すれば、お金の支払いをすることができる。」「50万円、100万円、200万円のいずれかのプランに入ってもらう。」という電話があった。
〇男に「50万円のプランをお願いする。」と伝える。
〇男から「指定する銀行に振り込んでもらう。」「銀行に着いたら再度連絡してもらう。」と指示を受ける。
〇ATMから男の指定した口座に50万円を振り込む。
〇翌日、交番に相談し被害が発覚。

■キャッシュカードは絶対渡さないでください。
■家にいるときも留守番電話に設定して、詐欺の電話を受けないようにしましょう。
以上

窓口行員の上司による説得
警察署職員による訓練に対する講評
強盗訓練中<現金を要求する犯人と人質>
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