8月19日、フジグラン東広島店の入り口、ATMコーナー付近において地域安全推進員、東広島警察、東広島市職員などと共に特殊詐欺被害防止啓発活動を行った。
特に最近クローズアップされている「キャッシュカードと暗証番号をだまし取り近くのATMで現金を引き出す」手口に対し注意喚起するチラシの配布を重点的に行った。
今月になり令和元年の東広島警察署管内の被害額は約2300万円となっています。被害に遭わないよう、周りの方にも注意喚起してあげましょう。
広島県警メール情報から県内の事案の情報を以下に紹介します。
<東広島警察署>
ここ最近、警察、金融機関、役所などを装う「アポ電」が続いており、キャッシュカードを取られる被害が増加傾向にあります。8月5〜7日ころにかけても、広島市内や呉市などで「アポ電」が多くかかっています。
今回のアポ電は、警察官を装うものが多く、
●「詐欺の犯人を何人か逮捕している。その中に銀行員もおり、あなたの口座から現金が引き出されている」
●「詐欺の犯人の関係先から名簿を発見した。そこにお宅の名前があったので電話をした」
などとウソをつき、話の中で口座情報や暗証番号を巧みに聞き出そうとしてきます。
この手口は、アポ電の後に「受け子」が現れ、キャッシュカードをだまし取ったりして近くのATMで現金を引き出すものです。
この数日の間にも広島市内などで被害例があり、いまだ県内に「受け子」が潜んでいる可能性があります。今後、東広島でも同様のアポ電がかかるおそれがあるので、十分注意してください。(土日休日でもかかってくる可能性はあります)
【被害防止に向けて】
◎ 本当の警察は、カードを受け取ったり暗証番号を聞き出すことはありません。
◎ 「アポ電」の段階で相手にせず電話を切り、警察に通報してください。
◎ あらかじめ電話を留守電にしておくと効果的です。
◎ 絶対に他人に暗証番号を教えたり、カードを渡さないようにしてください。
<三原警察署>
三原市内の方に、市役所職員を名乗る犯人から、
「お金の払い戻しがあります。」
「キャッシュカードを新しいものに変えます。」
などといった内容の電話がかかりました。
さらに、「金融機関の者が行きますので、キャッシュカードを渡してください。」
「後日、新しいカードを持って行きます。」などと言われ、その後自宅を訪れた犯人に、キャッシュカードを手渡し、お金を引き出される被害が発生しました。
犯人は、市役所職員・警察官・金融機関職員などを名乗り、「キャッシュカードを確認させて欲しい。」「キャッシュカードを新しいものに変える。」などと電話をかけ、その後自宅を訪れて、キャッシュカードや通帳をだまし取る、または封筒に入れてすり替えて盗む事案が発生しています。
被害にあわないために、
〇 このような内容の電話がかかったら、すぐに電話を切って110番!
〇 在宅中も留守番電話を設定して、詐欺の電話をブロック!
などの対策をお願いします。
以上。