東広島市防犯連合会と東広島警察署、東広島市がタイアップし今月も年金支給日（４月１３日）に市内ＡＴＭコーナーにおいて「特殊詐欺撲滅」に向けた啓発キャンペーンを実施しました。
今回は、ゆめタウン学園店とマックスバリュー高屋店においてそれぞれの地域で防犯ボランティア活動をされている地域安全推進員の方と警察署員、市役所職員により行われました。
最近の特殊詐欺の被害状況を記載します。
◆４月３日、広島市西区に住む女性の携帯電話に、ネット通販会社「アマゾン」を騙り「利用料金などが延滞されている」とメールが送られ、お金を騙し取られる特殊詐欺事案が発生しました。犯人は、メールに記載された電話番号に連絡させ、「訴えられないためには、指定の額を電子ギフトカードで支払うこと。保障制度があるので支払ったお金のほとんどは返ってくる。」等と架空の請求をする手口を使いました。
○「訴えられない為にお金を支払って」「支払いは電子ギフトカードで」は詐欺です。
慌てることなく必ず警察や市の消費生活センター・身近な人に相談しましょう。
○メールや電話で「お金」の話が出たら詐欺です。
○一人で即断せず、家族や知人・警察に相談して下さい。
◆携帯電話に検察庁職員を名乗る男性から電話があり「捕まえた者があなたの名義で口座を作っていた。検察庁のホームページで確認して。」などと指示され、犯人のいうアドレスを入力し、偽のホームページを確認すると自分の名前が掲示されていた。
さらに犯人から「あなたが無実かどうか調べるため、５０万円振り込んで。お金はすぐに返金する。」と言われ、犯人の口座に５０万円を振り込んだもの。
○騙されないために
警察や検察がお金を要求することは絶対にありません。
それは詐欺です。
まずは相手の話を疑い、警察や家族に相談してください。
◆４月７日（土）午後３時ころ、南区の高齢者宅へ作業服の男性３人が「下水の枡を点検にきました。」と言って、勝手に敷地内へ入り作業を始め、家人が注意したところ、何の請求も無く帰っていくという事案が発生しています。
※悪質商法被害に遭わないために
○突然の訪問者には警戒し、身分証の提示を求める
○契約するときは書面でしっかり確認する
○必要の無い工事ははっきり断る
しつこく立ち去らないなど、不審な時は直ちに１１０番通報しましょう。
悪質商法を撃退するため、地域で高齢者宅への声かけをお願いします。
◆ご使用のスマホや携帯電話機に『料金未納が発生しています。本日中にご解決なき場合、小額訴訟に移行します』などといった不審なメールが送られてきていませんか？
このメールは詐欺です。
メール記載の電話番号にかけると、犯人はコンビ二に行くように指示し、さらにギフトカードを購入させたり、収納代行サービスを悪用してお金をだまし取ろうとするので注意しましょう。
【詐欺の被害に遭わないために】
★料金未納に関する詐欺は、年齢や性別を問わず被害が発生しているので気をつけましょう。
★問い合わせなどで相手に電話をする前に、警察や身近な人に相談の電話をしましょう。
など大変多くの事案が発生しています。
